AI音声認識カルテで記録時間を1/7に短縮
バイタルセンサー付き見守りカメラ、AI音声認識による電子カルテ、自律走行型アバターロボット、各フロアに配置されたペットロボット。あむらいふでは、2024年10月の開設以降、さまざまなICTシステムや機器を導入し、介護現場のDXを進めています。
「増加する高齢者と介護ニーズの拡大、それに伴う介護職員の不足は、年々深刻さを増しています。その解決の糸口として、私たちはDXを積極的に推進してきました」そう話すのはあむらいふ運営支援部部長の志賀紀昭さん。2023年夏頃から、あむらいふ開設に向けて、運用体制の構築から使用機器の選定、スタッフ研修の計画まで携わってきたといいます。
「あむらいふは元々介護老人保健施設として運営していました。開設前にスタッフ全員と面談した際、『利用者様の生活にもっと寄り添いたい』という介護スタッフの声をたくさん聞きました。けれど現実には、計画や記録に追われ、その時間が持てない。DXで業務負担が減れば、“寄り添う時間”を取り戻せるはずと考えました」
数あるDXの中でも、とくにインパクトがあったのがAI音声認識機能を搭載した電子カルテです。スタッフが利用者様の訪問計画を終えた後、専用マイクで入浴・食事・排泄などの様子を話すと、内容がリアルタイムでスマートフォンアプリ内のカルテに記録されます。2025年4月の本格導入後、1件あたりのカルテ入力時間は平均4分28秒から36秒に短縮され、記録量は利用者様おひとりあたり4倍以上に増えました。これにより、これまで書ききれなかった細かな記録が残せるようになり、スタッフ間の情報共有がより正確かつ迅速になっています。









